愛犬家通信 vol.43

長く続いた厳しい残暑もついに終わりを迎え、朝夕は気持ちのいい風が吹く季節となりました。飼い主さんたちにとっては少し肌寒いくらいの 気温の日は、ワンちゃんたちにとってはお散歩日和です。そういえば、夏の間に比べ、ワンちゃんたち、なんだか元気で楽しそうに見えませんか?

さぁ、お散歩にでかけましょう ♪

お散歩について考えてみましょう

毎日のお散歩は、愛犬にとって待ちに待った一日のうちで最大のイベント。愛犬が嬉しそうだと飼い主さんもなんとなく楽しくなるものですが、 それだけでなく、ワンちゃんにとって質のいいお散歩とはどういうものなのかを考えてみましょう。

どんなお散歩が好き?

走るのが好きなワンちゃんとは、危険の無い場所を選んで一緒に走ってあげましょう。ワンちゃんは、一緒に走ってくれる人が大好きです。
匂いを嗅ぎたいというワンちゃんは、不衛生でないところを選んで、じっくりと嗅がせてあげましょう。もし匂い嗅ぎがなかなか終わらない時は、 「さぁ、もう行くよ」などと声をかけて歩き出します。毎日同じ言葉をかけて歩き出していると、ワンちゃんもその言葉が聞こえたら、自然に 歩き始めるようになります。
飼い主さんと一緒に遊ぶのが好きなワンちゃんとは、遊べる場所を見つけて長いリードでたっぷり遊んであげましょう。
ボールを投げたり、競争をしたり、かくれんぼなどもいいですね。

お散歩のお休みのとり方

たくさん遊んだら、少しベンチなどで休みます。人にテンションを上げられたワンちゃんは、自分で下げるのが苦手です。 しばらく休んだり、ゆっくりと歩くことで落ち着くことができます。
「風が気持ちいいね」とか「コスモスが咲いてるよ」、「いつも会うワンちゃんがいるね」などと、話しかけてあげると更に効果的です。 飼い主さんの優しい言葉を聞くと、安心して穏やかな気持ちになることができます。
もし、他のワンちゃんが苦手だったら、吠えたりしないでいられる距離をとり、落ち着いていられる状況を作り出して、褒めて上げましょう。 飼い主さんに褒めてもらえることでワンちゃんも自信がつき、飼い主さんに対しての信頼も深まっていきます。

食後すぐのお散歩はNG

お散歩に行くタイミングやコース、長さなどは、飼い主さんの都合で決めていいのですが、食後すぐのお散歩は避けたほうがいいでしょう。 胃に食べ物が溜まった状態で激しく運動すると、消化が悪くなるばかりでなく、大型犬などは胃捻転などの怖い病気を引き起こす可能性があります。
食事を食べてから少なくとも1〜2時間くらいは経過してから出かけましょう。

飼い主さんも大満足

飼い主さんとの時間を満喫して満足しているときの愛犬の顔の可愛いこと!
この顔を見るのは、飼い主さんにとっても本当に日々の極上の楽しみですよね。

≪ 今回のアイドル犬は、くまちゃん・ひまわりちゃん (松戸市 O様) ≫