愛犬家通信 vol.36

愛犬のお手入れは、飼い主さんと愛犬にとって、大切なふれあいの時間。
親密なコミニュケーションを育むチャンスですから、プロに任せるばかりではなく、時々はゆっくりと細かい部分まで注意深く観察しながらトライしましょう。
お手入れの中では、上級コースと言われる 爪・肉球・耳・歯磨きのやり方を、2回にわたって取り上げます。

愛犬のお手入れ@ 〜 爪、肉球 〜

犬の爪は人と同じように伸び続けます。伸びすぎていると歩きにくいばかりではなく、毛が野原因にもなってしまうので爪切りが必要です。
たっぷりとお散歩するワンちゃんは爪がすり減って、切らなくてもいい場合がありますが、地面に当たらない爪(狼爪)など、注意深いチェックが必要です。この狼爪、犬種によってはない場合もありますが、らせん状に内側に巻きつきながら伸びてしまうので、気がつかないでいると自分の足を傷つけてしまうこともあります。

< 爪切りのやり方 >

白い爪は陽にかざしてよく見ると、爪の中に血管が通っているのが分かるので、をこを気をつければいいのですが、難しいのは黒い爪です。 黒い爪の場合は、前から爪の断面が見えるように持ち、少しずつ切っていきます。爪の中の部分がカサカサでポロポロと粉っぽい時はまだ大丈夫ですが、 真中に芯のような部分が見えてきたらそこでおしまいです。血管や神経などを傷つけることのないように、注意深く少しずつ切っていきましょう。

 

肉球

肉球は直接地面に当たるところです。冬は寒さや乾燥でカサカサになってひび割れてしまったり、夏は熱いマンホールなどを踏んで火傷になってしまっていたりと傷んでしまうことがあるので、よくく見てケアしてあげることが大切です。
肉球の間に生えている毛は短く切ってあげましょう。伸びすぎていると、タイルや床で滑って関節に負担をかけてしまったり、散歩の時に小石やゴミなどが挟まって二ky級を傷つけてしまうことがあります。
また、天野散歩や足を洗った時など、濡れるとなかなか乾かないので、ジメジメと湿って皮膚炎のきっかけになったりすることも。
切る時は、くれぐれも肉球を傷つけないように先の丸くなっているハサミや小さめのバリカンで、肉球からはみ出している部分だけを注意深くカットしていきましょう。

≪ 今回のアイドル犬は、ほくとちゃん(松戸市 K様) ≫