愛犬家通信 vol.31

暦の上ではとっくに春になっているのに、なかなか暖かい日がやってきませんね。
ところで、最近の何度も繰り返す地震で、結構神経過敏になっているワンちゃんもいるのではないでしょうか。わが家の愛犬も、携帯電話が警報音を出したり、 窓がガタガタ鳴ったりすると、キッ!と緊張し、あちこち見渡し固まったりしています。そこで今回から2回連続で、愛犬とストレスについて考えてみることにします。

ストレスと上手に付き合う@ 〜 負けない心を育てる 〜

ストレスって回避できるの?

「健康で長生きして欲しいから、ストレスはあまり与えないようにしているの」とおっしゃる飼い主さんがたくさんいらっしゃいます。 ストレスを受けないようにと一生懸命に飼い主さんが気を配っていたら、愛犬をストレスから守れるのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。 どんな頑張っても愛犬が受けるストレスを皆無にすることはできないのです。飼い主さんが頑張れば頑張るほど、かえって感じやすく神経質になり、 大したことのないストレスに対しても必要以上に反応してしまい、体調不良を起こしてしまうことさえ出てくるものです。

ストレスに負けない心を育てる

ストレスを全くなくしてしまうことができないのであれば、どうしたらよいのでしょう。
それは、少々のストレスを受けても動じないで、平気でいられる心を育てることが一番です。愛犬が受けるストレスなんて毎日どこかで転がっています。
例えば、お散歩後の足拭き、毎日のブラッシング、爪切り。突然聞こえてくる知らない音、道ですれ違うバイク、子どもたちの大声などなど。
最初からおおきなストレスを与えて、それに無理矢理慣らそうとするのではなく、毎日の小さなストレスを上手に乗り越えさせて、自信をつけてあげることが大切です。
もし足拭きが苦手だったら、ちょっとだけ拭いて「上手だねぇ。」と褒めてあげます。今日はここまで。次の日には、昨日よりもう少しだけ丁寧に拭いてたくさん褒めます。 「凄いねぇ。上手だねぇ。」これを少しずつ続けていくのです。
飼い主さんがどんどん小さなストレスを与え、それを乗り越える経験を積ませてあげて、たくさん褒めます。そのうちストレスをストレスと思わなくなり、普通に乗り越えられるようになります。これができたら次のステップに進みます。 今度は、もう少し難しいブラッシングや爪切り。ワンちゃんによって得意なものと不得意なものがありますよね。
そんなふうに、毎日の暮らしの中で少し我慢をして苦手なことを乗り越えて、繰り返し褒めてもらうことで、飼い主さんへの信頼も深くなり、心が育っていくのです。

≪ 今回のアイドル犬は、ララちゃん・ゆめちゃん (市川市 K様) ≫

 

このページのトップへ