愛犬家通信 vol.22

しつけとは「愛犬に人間社会で暮らしていくためのルールを、飼い主さんが教えてあげること」が前回の結論。でも、それが分かっていてもなかなか上手に教えられないのが悩みの種ですよね。では、上手に犬を育てるのには、一体何が必要なのでしょうか?

「しつけ」について考えるA 〜 "おいで!"と呼んだら来てくれますか? 〜

犬を育てる極意

@愛犬が理解してくれるまで、怒らないこと

 教えてもらってないこと、覚えていないことは出来なくたって当たり前です。いちいち怒っていては、愛犬は怯えたりいじけたりして、ますます何も出来なくなってしまいます。飼い主さんを「怖い」と感じてしまったら、いくら「おいで」と呼んでも、怖い人の側には行きたくありませんよね!

A愛犬が理解してくれるまで、諦めないこと

 人間社会のルールは犬族のルールではありません。すぐに出来なくて当然です。
根気強く優しく教えてあげましょう。それが「しつけ」=「犬を育てる」ということです。

B愛犬を良く理解し、個性を理解すること

 愛犬は飼い主さんとより良く暮らしていくために、いろいろ学ぶ努力をしてくれます。
それに応えるためにも私達も愛犬をよく観察して、その個性を理解してあげるべきです。
愛犬の個性によっては、教え方が変わって同然ですし、他の犬と同じよう見える行動が、実は全然違った意味を持っていることに気づけるかもしれません。

犬を育てるのは難しそうで、実は簡単!

 のんびり気長に向き合っていれば、あなたの愛犬も呼べば必ず足元に来てくれます。飛んで来るか、ゆっくり歩いて来るか・・・は、愛犬の個性によって違うかもしれませんけどね!

 ≪今回のアイドル犬は、まろちゃん (松戸市 S様)≫