愛犬家通信 vol.6

あと2週間余りで新年度が始まろうとしています。
私達人間の社会では、何かと新しいことのスタートになるこの季節ですが、活動を開始するのは、何も人間だけとは限りません・・・。

季節の健康管理2 〜春先の準備(2)〜

暖かくなるとノミの季節の到来です。

やっと暖かくなってくるこの時期、「待ってました!」とばかりに活動を開始するやっかいな寄生虫。気温13℃もあれば活発に動き始めます。
家の中でも外でもどこにでも生息していて、動物の体に寄生し、血を吸って成長。卵を大量に産み付け増殖していきます。
ノミ一匹が吸う血の量はたいしたことはなくても、大量に寄生されると、子犬などは貧血を起こしたりすることも。
また、激しい痒みを伴い、精神的なストレスも受けますし、引っ掻き傷が化膿して悪化することもあります。
吸血を繰り返されることにより、犬がアレルギー反応を起こし、深刻な皮膚炎になってしまったり・・・と悪いことだらけです。
そしてもちろん、ノミの寄生は愛犬だけでは済まされず、人間にも被害が及ぶことは皆さまもよくご存知の通りです・・・。

ダニは病気を媒介するやっかいなもの・・・。

あらゆる環境に生息し、世界中で2万種はいる寄生虫です。
野原や山、家の庭や公園・道路脇など、草木の茂るところならほとんどどんなところにもいるのがマダニ。
このマダニだけでも800種以上になります。
マダニ自体は、数々の細菌・ウィルス・原虫などの病原体を媒介します。ギザギザの鋸のような器官を持つ口で犬の体にしっかりとりついて吸血します。
ノミと同じような痒みやアレルギーの被害はもちろん、もっと怖い病気の原因にもなります。
なかでも恐ろしい病気は「犬バベニア症」。
急性の場合は命に関わることもあります。
人間にも「ライム病」などの伝染病を運んできます。

さぁ、暖かくなり、愛犬と一緒にどこかに出掛けるにはとっても良い季節。
お出かけの前に必ず獣医さんに行って、今年のノミ・ダニ予防を始めましょう!

 

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