愛犬家通信 vol.3
冬の乾燥しがちな住環境は皮膚トラブルや病気の原因に。暖房器具などによる事故にも注意しましょう。
愛犬とともに健康で安全な毎日を送るために、今回は冬の住環境とバスルームの工夫について考えてみませんか?
健康で安全な冬の住まいとバスルーム
過乾燥を防ぎ、健康・安全に暮らす
冬はただでさえ空気が乾燥しているのに、室内は暖房器具によってさらに乾燥した状態になりがちです。乾燥は皮膚トラブルの原因になりますし、ウィルスも繁殖しやすいので、感染症などの病気にもかかりやすくなります。
- 対策法
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- 愛犬がこたつやストーブのそば、エアコンなどに長時間あたらないように注意すること。
- やけどの危険がある暖房器具などは、柵などを設けて愛犬が近づかないようにコントロールすること。
- 室内の過乾燥を防ぐために、加湿器をプラスしたり、湿度をコントロールしてくれる調湿効果のある壁材などにすること。
- 暖房器具に使用する石油やガスは燃焼時に空気を汚すため、場合によっては犬たちが中毒症状を起こすこともあるので、こまめな換気を心がける。
- 暖房器具の電気コードによる感電を防ぐため、愛犬がイタズラしないよう、なるべく露出しない工夫をする。
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愛犬を洗う&乾かすスペースの工夫
冬も愛犬の体を清潔に保つことを心がけましょう。 愛犬の体をスムーズに洗うには、バスルームもひと工夫すると便利です。
- 愛犬のためのバスルームや乾かすスペースでの工夫例
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- シャワーは手元で吐水・止水の操作のできるものにする。
- 浴槽の蓋を頑丈なものにし、犬を乗せて洗えるようにすると飼い主さんの腰に負担がかからず、シャンプーがラクにできます。
- 排水管に抜け毛が詰らないような配慮・・・例えば排水口に毛を流さないようにネットやシールを貼るなども必要です。
- タオルドライやドライヤーをする場所は、犬の身震いによる水しぶきや毛の飛び散りがあるので、汚れにくい建材にしたり、掃除が簡単にできるすっきりした空間にしておく。
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