愛犬家通信 vol.69

いよいよ本格的に寒い冬が到来しました。朝晩の冷え込みが急に激しくなり、体調も崩しがちですよね。 飼い主さんが体調を崩すと、大切な愛犬のお世話も大変です。愛犬と幸せに暮らしていくためには、まず、飼い主さんが自分の健康管理をしっかりしましょう。 この季節は怖い「リバースズーノーシス」にも注意が必要です。

「リバースズーノーシス」をご存知ですか?

リバースズーノーシスとは?

ペットなどの動物から人へ感染する病気の総称を「人獣(人畜)共通感染症」または「動物由来感染症」=「ズーノーシス」と言います。
狂犬病はもちろん、ペストやエボラ出血熱、赤痢、オウム病、ライム病、エキノコックス症、日本脳炎などなど...、たくさんの病気が指定されています。
動物には無症状でも、人は重症化し死亡率が高いもの、その反対に人は軽症でも動物が重症化するもの、動物にも人にも危険なもの、と症状も様々です。
このズーノーシスとは逆に、人から動物に感染する病気を「リバースズーノーシス」と呼び、近年その種類が増えている傾向があります。
肺炎ウィルスは、人から猿などの霊長類に、ゾウやシカには結核が感染したりします。
最近では、おたふく風邪や新型インフルエンザが犬や猫などのペットに感染しているケースが報告されています。

予防

日本は世界の中で、比較的ズーノーシスの発症例が少ない国です。島国であるため周囲の国からの感染源の侵入が限られていますし、 行政も家畜衛生対策や狂犬病対策を長年法律で徹底してきたことが一つの要因ですが、日本人が世界でも最も日常的に衛生観念の強い人種であることも 大きく影響しています。
リバースズーノーシスに対しても、人にインフルエンザのような症状が見られる時は、なるべくペットとの距離を取り、口移しで食べ物を与えたり、 一緒に寝るなどの過剰な接触は避けましょう。手洗いはまめに行い、自分の周りはもちろん、ペットの身体や敷物、タオルなどの住環境は いつも清潔に保つようにしてください。
清潔にしてあげることが、飼い主さんにできる一番の予防です。

 

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