愛犬家通信 vol.25

今年はウサギ年。積極的で活動的なトラ年と違って、ウサギ年は落ち着いた説得の年だという説もありますが、ホップ・ステップ・ジャンプ!飛び跳ねるウサギのように次のステップへの飛躍の年でもありそうですね。

あけましておめでとうございます

愛犬は飼い主さんを常に観察 ?!

 お正月のゆったりとした時間が流れている時に、ワンちゃんはどういう表情をしていたでしょうか?ハッと気がつくと、じぃ〜〜っとこちらを見ている愛犬の目に気がつくことがありますよね。ワンちゃんたちはいつも飼い主さんのことを観察しています。飼い主さんがどういう時にどういう行動をとるのか、どんな顔をした時に良いことが起こるのか、あるいは、その逆のパターンも。
「今、怒っている顔をしているけれど、まだまだ大丈夫だな。」
「あの歩き方の時は、ベットに入っていたほうが良さそうだな。」
「飼い主さんが電話をしている時は、結構いろんなことが出来るんだよな・・・。」などなど。
 のんびり家でくつろぎながら、逆の立場になって、改めてじっくりと愛犬の観察はいかがでしょう。よく観察してみると、何年も一緒にいるのに、気がついていないことなど、結構あることに驚きます。見方を変えるだけで、今まで見落としていた新たな発見があるかもしれませんよね!

 

愛犬の新しい発見を楽しんで!

 「うちのワンコ、なんだか落ち着きがないなぁ・・・」と思っていたのが、実はどこかに痒いところがあったり、「何があってもすぐにほえるんだからぁ」と思っていたのが、いろんなことを教えようと頑張っているだけだったり。寒がりだと思っていたのが、寂しんぼうで抱かれ好きだったり、最近食べるのが遅いなぁと思っていたら、歯周病で歯が揺れ出していたり。 内球がひび割れているのを見つけたり、皮膚にポチンとした出っ張りを見つけたり。
 あるいは、前より爪切りの我慢が上手になったなぁとか。早朝、散歩で起こされていたけど、最近は起きるまでおとなしく待っているなぁ、などなど。
 ついつい忙しい毎日の中で、目に留まらず流れてしまっていることが、改めて確認できるのではないでしょうか。
 どういう時に一番嬉しそうな顔をするのか、どこを撫でている時が一番リラックスしているのか、何をしてあげると一番テンションが上がるのか。
 小さな声で言ったほうがよく聞いているとか、何度も呼ぶと尚更来ないとか、わが家の愛犬の新しい発見を楽しんで、新しい年の接し方に役立てましょう。愛犬の今までと違った面を見つけたら、また新しい接し方が展開してくる可能性があります。
 今年は、愛犬と生活を隅々までしっかりと、小さなことも見逃さず楽しむことを目標にしても良いかもしれませんよね。